既得権益を死ぬ気で守る? ― 2007/01/24 12:18:21
欲と言うものは、人間にとって大切な活力源です。これが無いと、人間は物事に対して執着をしないばかりか、全てにおいてやる気がなくなります。
しかし、この欲もあまり大きくなり過ぎると良くありません。
お金に対する執着と、それを生み出すプロセスを守る。つまり既得権益を手放さない事は一部の人たちにとってとても大切な事のようです。
先日の宮崎県の知事選挙で、お笑いタレントの”そのまんま東 氏”が当選しましたが、この事は有権者がくだした意見、つまりは民意なのですが、県議会の輩にはそんな物はどうでも良いことのようです。
県民は旧態以前の県政にNoと言っている人が大半なのですが、昔からの体制でも良い或いは変わらないで欲しいと思う人もいるのです。しかし、民主主義の大原則である多数決で考えてみれば、Noなのです。
まあ、自民党の県議員が、既得権益をそう簡単に手放すはずもなく、仮に知事の言う通りの議会運営をすれば、次の県議会議員の選挙で、主に建設関係の支持母体からそっぽを向かれ落選する可能性が大なのですから、そりゃー必死ですな。生活かかっているのですから…
似たような事が、長野県で過去起こっていまして、田中康夫氏が民意を問うと言う事で、知事を辞任して、再度立候補すいる、と言う大掛かりな事をやっています。県議との対立や県庁職員とのわだかまり、頼みの綱は民意であると…
結果は、田中氏の圧勝でした。が、その後はご存知のとおり、彼を取り巻く環境は必ずしもやさしくはなく、県民から”何も変わらない”と言う、らく印を押されて、知事選挙で落選しています。
東氏は、田中氏を反面教師として、議会と対立するだけではなく、互いに解決策を探すくらいの気持ちでやらないと、結局は長野県と同じ事になるように思えます。
人の気持ちなんて気まぐれなところが多く、今回の談合事件でNoと言ってみたものの、県議と喧嘩ばかりしていて、一向に問題が解決しないとか、頑張ってはいるけれど、結果が出せないとか…、怒りの熱が冷めてしまうと、元にもどそいうか、的な雰囲気が漂い、最悪次の選挙まで持たない可能性さえ出てきます。
戦後の政治は、自民党が巧みに様々な業界を巻き込んで、既得権益を確立した事で、長期に渡って安定して来たものの、その手法に陰り、つまりは陳腐化してしまい、世の中の流れにそぐわないものになり、それを変えようとする一部の流れが、局所的に発生しては消される。
ここ10年はこの繰り返しです。
しかし、決定的な解決策となる流れが生まれないため、あいも変わらず”自民党天国”の政治。
公明党っていつから自民党の小判鮫に成り下がったのですかね?政権与党に拘ると、自らが築いた政党理念さえ崩れてしまいますよ。野党時代に言っていたこととは程遠いことを言っていませんかねー?
現在の自民党。衆議院は単独で過半数の議席を持っています。安定過半数には足りませんけどね。一方、今年選挙のある参議院は、単独では過半数に達しません。
この参議院選挙で、もしも自民党が単独過半数を取る事になれば、公明党のお役目は終わりとされる可能性大では?特に、憲法改正については、公明党は反対若しくは慎重論を唱えていますが、自民党は行け行けドンドン状態です。
公明党が断固反対をすれば、自民党の公明党アレルギー議員の集団から、連立解消という話が上がるでしょう。その時、公明党がどう出るかですよ!支持母体の創価学会がどういうアクションをするか、つまりは学会のトップである池田氏が如何なる結論を出すかですな。
庶民の味方、平和路線…公明党ってそう言う政党でしたよね?
少なくとも、連立与党に成り下がってからは、庶民の見方ではなくなっています。増税はやむなし、財源がないのだから減税は無理。これでは自民党と同じです。憲法改正では、どう出るか?
小生はべつに公明党の支持者でも、反対意見を持つ者でもありません。政権を担当しない事には意味が無い!野党では駄目!何が何でも与党!、と言うカラーが強すぎませんかね?
さらに言えば、民主党。どうにもならんのか?今のままでは参議員選挙、ぼろ負けに終わります。小生もさすがに支持出来ない状況です。いまのままではね。政党離れが益々すすみます。その結果、投票率は過去最低となり、組織票が物を言う選挙となり、自民・公明が仲良く議席を分け合うと言うシナリオになりますぜ。
小泉劇場であれだけ騒いだ有権者は、今回は見送り・いや眼中に無い状態ですかね。これでは既得権益に執着せざるを得ませんな!先生方
個人や企業の借金は自力で返済するしかありませんが、国や自治体の借金って、もう返す気など無いくらいの勢いで増えていますが、どうするのかねー?利息を返すためにまた借金しないとやっていけない?
借金と言う事に感覚が麻痺してしまった、一部の多重債務に陥った人と同じ感覚?
自分達が生きている間は何とかなるし、後は後のの世代が何とかするだろう!と言う発想なのか?と思われても仕方ありません。
うーむ、小生が子供だった頃の、目指せ中流!と思っていた頃の日本に戻るしかないのかなー?

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