ふと思うこと2012/07/16 23:50:47

いつもの事なのですが、三連休なんてあっと言う間に終わってしまうものです。今回もそうでしたね。初日に映画を観に行ったくらいでしょうか。あとはゴロゴロとだらしの無い日々を過ごしました。

観に行った映画は臨場です。知っている人はどうでしょうか、全体の半分以下になるのかな?昨年と一昨年に1クールではあったものの、TV朝日の水曜9時枠で放送されていたドラマです。

元は原作があり、それらをドラマ化したものなのだそうですが、評判が良かったため、原作にはないオリジナルの回を放送し、その放映もやはり評判が良かった。

そこで映画化になったそうですが、最近TV朝日の刑事ドラマの映画化、多いですな。

オープニングのシーンとエンディングのシーンは、おそらくはリンクするのだと思っていますが、それが正しいのであれば、主人公の倉石は多分・・・とまあ、明確に描かれていませんので、何が正しいのか誤りなのか?何とでも解釈可能な感じですが、次は無いでしょう。

内容は、他のブログ等でネタバレも含めて多く公開されていますので、そちらを見て頂ければと思います。良ければ劇場に足を運んで、実写を見てください。

今回はいつも映画を見る時に足を運ぶ、新宿・池袋界隈、はたまた有楽町ではなく、豊島園のシアターに行きました。

最近出来たのですかね?綺麗で、小ホールから比較的大きなホールまで数多くあり、都営大江戸線の豊島園からすぐのところです。

今回はクルマで行ったのですが、豊島園通りの渋滞にはまり、20分程度で豊島園の駐車場に行くはずが、30分かけても到着できないありさま。

シアターの前で先に奥さんをおろして、チケットをゲットしてもらい、その5分後にやっと豊島園の駐車場に到着。

上映開始10分前になんとか間に合った感じでした。

このシアターは豊島園と関係があるようで、チケットの半券を見せると、駐車場の2時間半?だったっかな、ただ券を頂けるので、クルマで行かれる方は、お忘れなく。


話は変りまして、小生の故郷のことで。

先日ネット上のニュースで見たのですが、セブン&アイホールディングが、経営がおもわしくないイトーヨーカドーを廃店にするとのことで、その中に、土浦店も含まれていたのを目しました。




まあ、やむを得ないのかな。

何度かブログでも書いていますが、土浦市は1980年代後半から急激に駅前の空洞化が進み、京成・西友・丸井、地元で古くから創業していた小網屋までもが閉店、残されたのは駅前に移動したイトーヨーカドーのみだったのです。

しかし、そのイトーヨーカドーも苦戦していると、帰省した際に地元の旧友から聞かされていましたので、とうとうその日が来たのか、と言う思いです。

駅前の空洞化は、何も土浦に限ったことではなく、水戸市でも問題になっているそうです。

なぜそんなことになったのか?原因は色々あり、その様々な要因が重なって起こっているのだと小生は思いますが、要因の大半は駅前の開発が遅れた事ではないか?と思います。

人口10万人を超える程度の中規模の都市で、決して大都市ではありませんが、その市内に住む人や、周辺の町・村から買い物に来る人で賑わったのが、嘗ての土浦でした。

土日にもなれば、駅前は結構な人だかりがあって、歩道から人が溢れるくらいだった記憶があります。それらの人々は一体どこに行ってしまいったのか?つくば市に次々にオープンする郊外型のショッピングセンター、それまでは何も無かった街に一大ショッピングタウンが登場。

何もわざわざ不便な思いをして土浦へ行く必要は無くなったのです。この不便とは、クルマで行くと止める場所が近くに無い、と言うことを意味します。

駅前の開発が出来なかった、駐車場を兼ね備えた店舗展開ができない、招致もできない。結果は見えています。

むかし、土浦駅を降りると目の前に現れる2階建の古い建物がありまして、その土地の地権者が中々売却に応じなかった、駅前の道路拡張しようとした場合、老舗の店舗が多く存在して、拡張しようにも買収に及ばない。

まあ、その店舗や古いデパート(つかさデパートだったかな?)の地権者も、早々手放すわけにもいかない、ましてやバブルが始まる頃です。土地の値段はもっと上がるかもしれない、と考えても不思議ではありません。

しかし、それら老舗の店舗やつかさデパートも、気づいた時に既に手遅れ。大型店舗が撤退し、売り上げも落ちる一方で、遅ればせながら土地の売却をするも、イトーヨーカードーのたたずまいは、近いうちに消えてしまうことに。

結局のところ、つくば万博で乗り遅れたまま、20年以上経った今、嘗ての商業都市は終焉を向かえ、東京へ通勤する人々のベットタウン、県内の一部企業がオフィスを構えていますので、オフィス街のまちとなってしまったようです。

故郷を離れて早30年、自分が居た頃とは全く違う土浦。今回のニュースは、一抹の寂しさを感る、それ以上の思いを持たずには居られませんでした。

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