大きな誤解2006/04/13 09:53:00

先日のブログに、書きました「洗車方法」について、大阪の方からコメントを頂きました。”丁寧な洗車”とのコメントです。まあ、このような洗車をしている人は少数でしょうね。ましてや対象となる車が、新車ではなく5年落ちの中古車で、コンパクトカー(ファンカーゴ)ですから、そこまで慎重に扱わなくともいいのでは?と疑問視されても不思議ではないと思います。

さて、「おおきな誤解」って何が誤解なの?洗車方法で、なぜこのような手順を取るのか?目的は?答えは不要な洗車傷を付けたくないから以外に理由はありません。

5年落ちの中古車である小生のファンカーゴは、ディーラー系の中古車販売「ネッツ東京U-car」で購入しました。ディーラー系でなくとも、他の中古車ディーラーでも同じだと思いますが、塗装状態を含めた外装があまりにも酷い場合には、補修を施した後に店舗に並ぶ事が多いようです。補修にかかった費用はそのまま価格に反映されると思います。

小生が買った代物は比較的塗装の状態が良かったのですが、これはもとのオーナーさんが丁寧に扱っていたのか?と思っていました。しかし、ディーラーが磨き屋さんに依頼して軽くポリッシュしているのかもしれません。これがまず一つ目の誤解です。

次の誤解は、洗車傷についてです。丁寧に洗車をすれば傷が付かない・・・はず、これが大きな誤解でした。いかに丁寧に洗おうとも、スポンジ或いは、もっと柔らかい素材のミントン等で洗っても、そこに必ず摩擦が発生するわけです。素材が柔らかいため、傷が付きにくい・・・と言うのが正解でしょうね。

摩擦を軽減する手段として、泡洗浄を用いているのですが、摩擦が少なくなる=汚れはあまり落ちない、と言う欠点があります。そこで、コーティング処理が有効になります。塗装面を直接擦るのではなく、薄い皮膜面を擦るため、皮膜は痛みますが塗装面は保護されます。

また、皮膜は痛んだら補修が可能です。塗装面の補修は素人には無理がありますからね。手動でコンパウンド・・・ある程度までは出来ます。が時間と労力と忍耐が必要です。

コーティング剤でつくられる皮膜は、保護膜として働きますが、これで傷が付かない・・・と言うことはありません。あくまでも傷をつける要因である塵・紫外線・水垢などから、直接塗装面にダメージを与えないように、犠牲になってもらうための緩衝材的な存在に近いでしょう。

洗車傷を付けないように丁寧に洗っても、実は高速走行をすると、大気中の塵がボディをなぞるので、結局は経年車は傷だらけになるのですけどね。

まあ、走れば良い・そこそこきれいなら良い、と言う方には糞丁寧な洗車やボディーコートなど、無意味な行為になるでしょう。