ふと思うこと ― 2013/06/04 22:22:29
元日早々の企画倒れ以来ほぼ5ヶ月も空いてしまいました。ブログを書かなかった理由は特には無いのですが、それでも以前はちょくちょくだらだらとたわ言を書いていましたので、少し、いや結構長い事空けたな、と感じます。
ネタは最近まで殆どなかったのですが、こう言うときに限ってちょっと洒落にならない、いや、どうしようもない事が起こるのも皮肉なことです。
母親が胃癌を患っていることが5月の後半に発覚。病気など殆ど無縁な両親であっただけに、何故癌なの?
その情報は妹を経由して伝わったのですが、それを訊いた時は全く他人の事の様な感覚で訊いていましたが、いざ本人と電話で話しをすると、今までどんなことでも動じることの無い強い母親が、動揺していることがわかり、この時やっとこれは他人事ではなく自分の親のことなのだ!と実感させられるあり様でした。
今思えば、自分もかなり動揺していたのです。
ネタは最近まで殆どなかったのですが、こう言うときに限ってちょっと洒落にならない、いや、どうしようもない事が起こるのも皮肉なことです。
母親が胃癌を患っていることが5月の後半に発覚。病気など殆ど無縁な両親であっただけに、何故癌なの?
その情報は妹を経由して伝わったのですが、それを訊いた時は全く他人の事の様な感覚で訊いていましたが、いざ本人と電話で話しをすると、今までどんなことでも動じることの無い強い母親が、動揺していることがわかり、この時やっとこれは他人事ではなく自分の親のことなのだ!と実感させられるあり様でした。
今思えば、自分もかなり動揺していたのです。
入院して手術することは決まっていたのですが、その前の段階で色々準備がありますので、妹と実家で合流し、やるべきことについて話合いをしました。
この時、うちの奥さんも同席してくれましたが、心強かったと言うのが本心です。
男ってこう言う時、全く持って駄目な生き物と痛感しました。父親も然りです。ただ、父親は82歳と高齢なので、陣頭指揮をとれと言う方が無理なことですので、駄目なのは自分でした。
妹に完全任せっきりでした。
手術は本日行われまして、小生と妹と奥さんの3名で立会いしました。父親は手術前に会話を交わした後に、高齢であることと、小生と奥さんが立ち会うのであれば、4人は多すぎるとの理由で、帰宅してもらいました。
父親も本当は居たかったんだと思いますが、身体への負担が大きいので、これで良かったのではないかと思います。
8時間を要して無事終了しましたが、医師から問題点を1つ提示されました。
予定では6~7時間の手術でしたが、なぜ8時間にも及んだのか?麻酔の前後時間があるので、手術自体は4時間程度の予定だったようですが、いずれにしても長くなった原因があるわけです。
今回の癌は胃の内側にできるものですが、胃を摘出してみると、胃の外側に癌ができ始めていることが発覚。胃壁上部にできた癌であるため、その近くにあるひ臓も摘出することになったため、時間が延びたそうです。
外にできつつある癌が散らばった痕跡は、目視レベルでは確認できていないものの、細胞レベルで起きている可能性もあり、これは摘出した胃を顕微鏡で確認する必要があるとのことでした。
術後の母親が麻酔から覚めたので、少し会話をしましたが、本人はまだ意識がもうろうとしていますし、全身麻酔後特有の症状なのか不明ですが、寒いと言っていることだけがわかるだけでした。
腹腔鏡手術でしたので、通常の開腹手術よりも時間がかかりますが、回復は早いそうで、今晩ICUに入り、明日は病室へ移動できるそうです。
退院は1週間後とかなり早いのですが、胃を全摘出していますので、食事のリハビリが重要になると、知人から訊いています。
胃を取ってしまっても、食道の一部が胃に成り代わると言われていますが、本人が高齢なのでかなり辛いものになると想像はつきます。
定期的に癌の再発を検査することにもなるでしょうし、今日で全てが終わったわけではなく、一つの区切りになったと考えるべきなのかもしれません。
気づけば小生も今年で50歳、親が病に臥したり他界することは、そう遠い話しではなくなった自分がここに居ること再認識することになった、そんな一日でした。
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