ボディコーティング2012/02/25 18:06:59

昨年末に納車となった前期型プリウス。予定しているカスタマイズが終わり、後は奥さんが好みで追加するパーツをどの時期に、誰がつけるのか、なのですが、奥さんの好みって殆どが内装のしかも装飾品なんですな。

男とは異なる目線でクルマをとらえていますので、至極当然のことかもしれませんが、装飾品とは言えども純正パーツは結構なお値段。工賃も含まれれば、それなりの出費になりますので、可能な限り小生が取り付けすることにしています。

次の装飾品は、プラズマクラスター搭載の室内灯。車載タイプのプラズマクラスターは既に載せていますが、30型プリウスは妙なデザインが多く、ドリンクホルダーの底にシガーライターソケットがあったります。まあ、これはグレードで変わってくるのですが、うちの素のSグレードではそうなっています。

プラズマクラスターを、本当は別の場所に移したいのですが、如何せん、電源の取り回しが難しい。露出配線は嫌ですし、ならばシガーライターソケットの増設か・・・

と考えてた矢先、ディーラでサービスマネージャーのMさんのクルマを見せて頂いた際に、ルーフに妙な物が付いていた事に奥さんが気づきます。こう言うところは本当に良く見ていますな。

それがこいつなのです。


正式な名称は、プラズマクラスター搭載LEDルームランプだそうで、税込み18,270円也でごぜえます。

取り付けは小生で可能なレベルな様子。こいつを付けて、ドリンクホルダーのプラズマクラスターは一旦クルマから降りて頂き、次の余生をどこかで過ごしてもらう・・・はさておき、ドリンクホルダーが空くと、本来のコンソールボックスとしてドリンクホルダ以外にも利用できます。

しかも、閉じることもできる!そうなんです、プラズマクラスターを乗せていると、コンソールボックスのふたが開いたままなんです。ちょっとこれって不細工です。

これが解消されれば、かなり快適な空間になるのではないか?と踏んでいます。

さて、小生の方はひとまずカスタマイズを終えて、次のステップに移る準備をしていました。ボディーコートです。

既にディーラーでのグラスコートが施工されており、それなりに美観維持はなされていますが、どうも施工したのが業者ではなく、それこそ営業スタッフがやったのか?と疑いたくなる箇所がちらほら。

施工ムラです。

グラスコーティングは、市販の簡易的なものからプロ用まで様々な製品があふれていますが、市販品とプロ用の大きな違いは、施工の厳密さと言えます。

市販品は一般ユーザでもちょっと慣れたユーザで、なおかつある程度のリスク回避を可能とする人なら使えるものですが、プロ用は、施工環境と事前の下地処理、脱脂に至るまで細かな点を留意して作業する必要があるのです。

ちょっと背伸びして、軽い気持ちで施工すると取り返しの付かない結果になりかねません。硬化型コーティングは、一度固まってしまうと、剥離するのが大変な分、きちんと施工すれば、それはもう相当な威力を発揮します。

で、施工ムラなのですが、拭き残しなのかな?と言うレベルなのですが、凄まじいムラムラではないので、薄いカラーだと殆ど目立ちません。これが202ブラックだったら・・・その箇所だけつや消し状態です。

さらに、施工後の保存によるものだと思いますが、あっちこっちにイオンデポジットなるウロコができています。これも薄いカラーなので、夜間にハロゲンライト等で照らさないと分からないレベルですが、その部分だけ水弾きが違うのです。

イオンデポジットを除去するクリーナを持っていますが、ルーフの広範囲に点在しており、これを除去するには結構な量のクリーナが必要になるばかりか、そもそも、このクリーナはグラスコーティングを剥離する代物なので、使った後は、再びコーティングが必要になります。

グラスコート剤ならラクティスに使う予定だった物をもっていますが、これを施工するなら、きちんとした下地を作らないと、散々な結果になることは分かっています。

ならば下地処理を・・・ちょっとだけやりました。1時間ほどね。ボンネットとリアスポイラーが結構酷いウロコだったので・・・やめました・・・この2箇所だけでも結構な体力を消耗しますし、ライトを当ててみて、手直しが必要なことがわかり、今一度やろうと思うと・・・orz

オッサンだから、と言うことは否定しませんが、今年のこの寒さが堪えます!もうちょっと暖かくなれば・・・いや今度は杉花粉が酷くなるから、それど頃ではない!

結局今回もリタイヤしました・・・

用賀の技研サーモラックスさんで、G'zoxリアルガラスコートを施工して頂きました。このコーティング、小生は非常に気に入ってます!普通グラスコートは、弱親水性なのですが、撥水層を持たせることで、凄まじい水玉ができます。

水玉=イオンデポジット、と言うリスクを連想しますが、水玉ができるだけなら、ワックスと同じで、特段わかりません。できた水玉が転がる、滑り落ちるのです。要はボディに残留し辛いので、イオンデポジットのリスクは、かなり低くなります。

しかも。表面がすべすべなので、汚れも付着し辛い。撥水力は屋内保管であれば、1年以上持続します。前のラクティスは1年半経過しても、バリバリに撥水していました。

撥水がなくなると、コーティングも無くなる?わけではなく、グラスコーティング本来の親水性になるそうです。

しかし、情けないですな・・・今回も屁たれです。

いや、デモねー、一度でもプロにお願いして、その仕上がりを見てしまうと、中々自分でやろうとは思えませんぜ。場所も時間も体力も、そして技能も。

今日はあいにくの雨でしたので、施工後は一晩お店にお泊りでございます。引き取りは当日今回のような事情であれば、一晩店舗内で保管してくれますが、翌日は開店後に屋外に出されます。他のクルマの施工に邪魔だからですな。

明日の朝、さっさと引き取りに行って参ります。